SNSを続けるうえで、予約投稿はとても助かる仕組みです。予約投稿とは、決めた日時に自動で投稿される機能のことです。まとめてつくった投稿を予約しておけば、毎日スマホを開いて投稿する必要がなくなります。
ただ、予約投稿ができるツールはたくさんあり、どれを選べばよいか迷います。この記事では、特定の製品をすすめるのではなく、選ぶときに見るべき観点だけを整理しました。自分に合うかどうかを判断する物差しとして使ってください。
まず「SNSそのものの予約機能」で足りるか考える
ツールを探す前に、使っているSNSに予約機能があるか確認しましょう。SNSによっては、アプリや管理画面の中で予約投稿ができます。1つのSNSだけを使っているなら、それで十分なこともあります。
外部のツールが役立つのは、次のような場合です。
- 複数のSNSに投稿していて、まとめて管理したい
- 投稿の予定を一覧で見たい
- パソコンで文章を整えてから予約したい
必要な理由がはっきりすると、選ぶ基準も決まってきます。
逆に、「なんとなく便利そう」という理由で選ぶと、使わない機能のために費用をはらうことになりがちです。今どの作業に時間がかかっているのか、何が楽になればうれしいのかを、先に書き出しておきましょう。
選ぶときに見るべき7つの観点
ツールを比べるときは、次の7つを見てみましょう。
| 観点 | 見るポイント |
|---|---|
| 1.対応SNS | 自分が使うSNSに対応しているか |
| 2.投稿の形式 | 文章、画像、動画など、出したい形で予約できるか |
| 3.使いやすさ | 画面がわかりやすく、迷わず操作できるか |
| 4.確認のしやすさ | 予約した投稿を一覧やカレンダーで見られるか |
| 5.つなぎ方 | 公式に認められた方法でSNSとつながるか |
| 6.費用 | 無料でできる範囲と、有料になる範囲がはっきりしているか |
| 7.やめやすさ | 解約やデータの取り出しがかんたんか |
全部が完ぺきなツールはなかなかありません。自分にとって大事な観点を2〜3個決めて、そこを重視して選ぶのがおすすめです。
安全面で必ず確認したいこと
予約投稿ツールは、自分のSNSアカウントとつなげて使います。だからこそ、安全面の確認は欠かせません。
- SNSが公式に用意した方法でつながる(パスワードを直接わたす方式ではない)
- 自動いいね、自動フォローなど、規約に反しやすい機能を売りにしていない
- 運営している会社や問い合わせ先がわかる
- つなげたアカウントの連携を、自分であとから解除できる
とくに、自動いいねや自動フォローは、SNSの規約に反することがあり、アカウントの利用制限につながるおそれがあります。予約投稿は「自分でつくった投稿を、決めた時間に出す」ためのものと考え、それ以外の自動化には手を出さないようにしましょう。
無料で試してから決める
多くのツールには、無料で使える範囲やお試しの期間があります。いきなり有料で始めるより、まず少し使ってみるのがおすすめです。
試すときは、次のような流れで確認すると、自分に合うかがわかりやすくなります。
- 実際に1週間分の投稿を予約してみる
- 予約した内容を、あとから直してみる
- 予定どおりに投稿されたか確認する
- スマホとパソコンの両方で操作してみる
「直しやすいか」はとくに大切です。予約したあとで誤字に気づいたり、日付を変えたくなったりすることはよくあります。
予約しても、最後の確認は人がする
ツールを使えば、投稿そのものは自動で出せます。しかし、その内容が正しいかを判断するのは人の役目です。予約した投稿は、公開される前に一度見直す習慣をつけましょう。
また、世の中で大きな出来事が起きたときは、予約していた投稿がその場にそぐわないこともあります。そんなときにすぐ止められるよう、予約の一覧をすぐ開ける状態にしておくと安心です。
使い始めたら決めておくこと
ツールを選んだら、使い方のルールを自分で決めておくと、あとで困りにくくなります。
- 予約する日:週に1回など、まとめて予約する日を決める
- どこまで先を予約するか:先の予約が多すぎると、内容が古くなることがあります。自分が見直せる範囲にしておく
- 止め方:急いで止めたいとき、どこを押せばよいかを先に確認しておく
- 見直す日:ツールが今の自分に合っているか、ときどき考え直す
使っていくうちに、投稿するSNSがふえたり、やり方が変わったりすることもあります。最初に選んだツールにこだわりすぎず、合わなくなったら乗りかえることも考えましょう。そのためにも、「やめやすさ」を最初に確認しておくことが役に立ちます。
まとめ
予約投稿ツールを選ぶときは、まず使っているSNSの予約機能で足りるかを考えます。そのうえで、対応SNS、投稿の形式、使いやすさ、確認のしやすさ、つなぎ方、費用、やめやすさの7つを見て、自分に大事な観点を重視して選びましょう。安全なつなぎ方かどうかは必ず確認し、最後の確認は人がする。この考え方で選べば、長く安心して使えます。




