TikTok向け縦型動画をAIでつくる流れ|企画から投稿前チェックまで

個人向け2026/10/19約4分で読める文:つっちー@結び代表
TikTok向け縦型動画をAIでつくる流れ|企画から投稿前チェックまで

TikTokに動画を出したいけれど、顔出しや撮影がむずかしい。毎回の編集に時間がかかる。そんな悩みに、AIが役立つ場面がふえてきました。ただ、AIに全部をまかせると、伝えたいことがぼやけたり、思わぬトラブルにつながったりします。

この記事では、縦型動画をつくる流れを順番に見ながら、AIに頼める部分と、人が判断すべき部分を分けて説明します。

縦型動画づくりの全体の流れ

まず、全体の流れをつかみましょう。大きく分けると、次の5つです。

  1. 企画:誰に、何を伝えるかを決める
  2. 台本:話す内容や、画面に出す文字を決める
  3. 素材:映像、画像、声などを用意する
  4. 編集:つなげて、字幕や音を整える
  5. 確認:投稿する前に中身をチェックする

AIはこのうち、台本、素材、編集の一部で特に力を発揮します。企画と確認は、人が中心になって行うほうが安心です。

企画は人が決め、AIは案を広げる

企画でいちばん大事なのは、「誰に」「何を」伝えるかです。ここがあいまいだと、AIが出す案もぼんやりします。まず自分で、見てほしい人と、伝えたいことを一文で書きましょう。

そのうえで、AIに案を広げてもらいます。

見てほしい人:〇〇に悩んでいる人
伝えたいこと:〇〇
この内容で、短い縦型動画の企画を10個出してください。
それぞれ、最初の数秒で見る人の手がとまる「つかみ」の一言もつけてください。

出てきた案の中から、自分が本当に言えることだけを選びます。経験していないことや、根拠のないことを言う企画は外しましょう。

選んだ企画は、一覧にしておくと便利です。「企画名」「つかみの一言」「状態(未着手・制作中・投稿済み)」の3つを書いておくだけで、次に何をつくればよいかがすぐにわかります。週のはじめに一覧を見て、その週につくる本数を決めておくと、作業の見通しも立てやすくなります。

台本と素材をAIでつくる

企画が決まったら、台本をつくります。縦型動画は短いので、最初のひと言で何の動画かがわかるようにするのが基本です。AIに「話し言葉で」「短い文で」と頼むと、読み上げやすい台本になります。

素材づくりでは、次のような使い方があります。

どれも便利ですが、使う前に、そのサービスの利用ルールを確認しましょう。商用で使ってよいか、どこまで加工してよいかは、サービスによってちがいます。また、実在の人の顔や声に似せたもの、他の人の作品に似せたものはつくらないようにします。

編集は「型」を決めると早い

編集では、毎回の形をそろえると作業が早くなります。たとえば、文字の色や位置、字幕の出し方、最初と最後の画面を決めておきます。決まった形があると、見る人にも「この人の動画だ」と覚えてもらいやすくなります。

字幕づくりにもAIが使えます。音声から文字を起こしてくれる機能を使えば、手で打つ手間が減ります。ただし、聞きまちがいはよくあるので、最後は自分で読み直して直しましょう。

作業AIに頼めること人がやること
台本下書きを出す自分の言葉に直す
素材画像や声をつくる利用ルールを確かめる
字幕文字起こしまちがいを直す
説明文案を出す言いすぎを直す

投稿前に必ず確認すること

AIを使った動画ほど、投稿前の確認が大切です。次のチェックリストを使ってみてください。

AIでつくった内容をどう示すかは、各サービスのルールが変わることもあります。ときどき公式の案内を見直しておくと安心です。

はじめての人におすすめの進め方

いきなり全部をAIでつくろうとすると、道具の使い方を覚えるだけで疲れてしまいます。はじめは、1つの作業だけAIにまかせるところから始めましょう。

  1. 最初の1週間:台本だけAIに手伝ってもらい、撮影と編集はいつもどおり行う
  2. 次の1週間:字幕づくりにAIの文字起こしを使ってみる
  3. 慣れてきたら:画像や声など、素材づくりにもAIを使ってみる

少しずつ広げると、どこでAIが役に立ち、どこは自分でやったほうがよいかが自然とわかってきます。また、AIでつくったものと自分で撮ったものを組み合わせると、その人らしさが出やすくなります。すべてをAIにするより、自分の声や手元の映像を少し入れるだけでも、見る人に伝わる温度が変わります。

まとめ

TikTok向けの縦型動画は、AIを使うことで台本、素材、編集の手間を大きく減らせます。ただし、誰に何を伝えるかを決める企画と、投稿前の確認は人の役目です。AIは下書きと素材づくりの係、判断と仕上げは自分。この分担で進めると、無理なく、安心して動画を出し続けられます。

つっちー@結び代表AI Creator Camp 運営。AIと自動化で、自分のThreads・note・YouTubeを毎日回しています。
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