YouTubeショートを毎日出すと聞くと、とても大変そうに感じます。たしかに、毎日その日に考えて、撮って、編集して、公開するのは続きません。でも、作業を分けて仕組みにすれば、毎日の負担はかなり小さくできます。
この記事では、ネタをためる、まとめて撮る、まとめて仕上げる、予約で出す、という4つの段階に分けて、毎日公開を回す方法を紹介します。
最初に知っておきたいのは、毎日出すことと、毎日つくることは同じではない、という点です。視聴者から見れば毎日新しい動画が出ていても、つくる側は週に1〜2回まとめて作業していることがよくあります。
つまり、目標は「毎日がんばる」ではなく「毎日出ている状態をつくる」です。こう考えるだけで、気持ちがかなり軽くなります。
まとめてつくっておけば、体調が悪い日や予定がつまった日があっても、公開は止まりません。毎日の作業は「予約が入っているか、ちらっと確認する」だけになります。
ステップ1:ネタを1つの場所にためる
ネタとは、動画の題材のことです。思いついたときにメモしないと、すぐ忘れてしまいます。スマホのメモでも、表計算のシートでもかまいません。置き場所を1つに決めましょう。
ネタが足りないときは、AIに手伝ってもらえます。
私は〇〇のチャンネルをやっています。見ている人は〇〇な人です。
1本1つの話で終わる、短い動画のネタを20個出してください。
「よくある質問」「やりがちな失敗」「すぐ試せること」の3種類に分けてください。
出てきた中から、自分が話せるもの、話したいものだけを残します。全部使う必要はありません。ネタのストックが2週間分くらいあると、気持ちに余裕が出ます。
ステップ2:型を決めて、まとめて撮る
毎回ちがう構成にすると、考える時間がふえます。そこで動画の「型」を決めておきます。型とは、毎回同じ順番で話すための決まりのことです。
- 最初に結論かお題を言う
- 理由や方法を短く話す
- 最後にひと言まとめる
型が決まると、ネタを当てはめるだけで台本ができます。撮影は同じ日にまとめて行います。カメラの位置と明るさを一度決めれば、あとは話すだけです。服を何回か変えておくと、毎日撮っているような雰囲気も出せます。
ステップ3:作業ごとにまとめて仕上げる
編集は、1本ずつ最後まで仕上げるより、作業ごとにまとめるほうが早く進みます。
| 作業 | まとめ方 |
|---|---|
| カット | 全部の動画の前後と、いらない間をまとめて切る |
| 字幕 | 全部の動画に、続けて字幕を入れる |
| タイトル | 台本をAIに渡して案を出し、まとめて決める |
| 説明文 | 同じ型を使い、中身だけ入れかえる |
タイトルや説明文はAIに案を出してもらい、最後は自分で選んで直します。言いすぎていないか、内容と合っているかを見るのは自分の役目です。
ステップ4:予約公開で毎日出す
できあがった動画は、予約公開を使って日にちと時間を決めておきます。予約公開とは、決めた日時に自動で公開される機能のことです。公開する時間をそろえておくと、見る人にとっても「この時間に出る」とわかりやすくなります。
予約を入れるときは、次の点を確認しましょう。
- 同じ動画を二重に予約していない
- 日付と時間がずれていない
- タイトルと中身が合っている
- 季節や日付に関係する話が、公開日とずれていない
続けるために決めておくこと
仕組みは、ずっと同じ形でなくてかまいません。続けるうえで、次のことを先に決めておくと迷いにくくなります。
- 作業する曜日:撮る日と仕上げる日をカレンダーに入れる
- 休む基準:体調が悪い週は、ストックから出すか、公開を減らしてよいと決めておく
- 見直す日:月に1回、よく見られた動画の共通点をふり返る
コメントへの返事は、自動ではなく自分で行いましょう。見てくれる人とのやりとりは、仕組みにまかせないほうがよい部分です。
つまずきやすい点と対処
ストックがすぐなくなる
撮る本数より出す本数が多いと、ストックはすぐに減ります。撮る日を週に1回入れて、その日に出す本数より少し多めに撮るようにすると、余裕ができます。
同じような動画ばかりになる
型を決めると作業は楽になりますが、中身が似てくることもあります。型は守りつつ、ネタの切り口を変えましょう。AIに「今までのネタと重ならない案を」と頼み、これまでのネタ一覧を渡すと、かぶりを減らせます。
見られる数が伸びず、やる気が落ちる
始めてすぐは、数字が動かないこともよくあります。1本ごとの数字で判断せず、月ごとの流れで見ましょう。続けることそのものを、最初の目標にするのがおすすめです。
まとめ
YouTubeショートの毎日公開は、毎日がんばることでは続きません。ネタを1か所にためる、型を決めてまとめて撮る、作業ごとにまとめて仕上げる、予約公開で出す。この4つの流れをつくると、週に数回の作業で毎日出ている状態をつくれます。まずは1週間分のストックをつくるところから始めてみてください。




